本年もよろしくお願いいたします。
さて、明日行われる新年梯子乗りについてお知らせします。
新年梯子乗り
新年を迎えた喜びの挨拶と一年の無事を祈願する梯子乗りが1月7日、市役所玄関前ピロティで行なわれます。
沼津鳶職組合による梯子乗りは、昭和45年から行なわれており、鳶口により支えられたそそり立つ梯子(高さ約6.3m)をするすると駆け上り、不安定な梯子の上でバランスを保ちながら新春の空に繰り出される妙技は圧巻です。
梯子乗りの起源は定かではなく、現在は消防の出初め式などでよく見られ、人命救助や火災現場で必要となる梯子を使った訓練が、梯子乗りの由来ともされています。江戸時代に町火消しの人々は猛火・猛煙と戦いながら梯子乗りの技を修練し、住民の前で披露しながら防火・防災の重要さを訴えていました。当時、町火消しの中心となっていた人たちが、鳶職の人たちであったため、現在の鳶職にも受け継がれています。
ぜひご覧ください。
日時 | 平成25年1月7日(月) 9時~9時20分 |
場所 | 沼津市役所玄関前ピロティ |
実施団体 | 沼津鳶職組合(約35名) |
梯子乗りの技 | (1) 遠見(一本・二本・だるま・狐)(とおみ) (2) 八艘(一本・二本)(はっそう) (3) 肝潰し(外肝潰し)(きもつぶし) (4) 邯鄲(かんたん) (5) 鯱(しゃち) (6) 腕だめ(うでだめ) (7) 背亀-腹亀(せがめ-はらがめ) (8) 屋形返し(やかたかえし) (9) 釣り亀(つりがめ) (10) 方返し(ほうがえし) (11) 唐傘(からかさ) (12) かなびき技(上大の字・途中邯鄲・谷覗き・逆さ大の字)(かなびきわざ) (13) 駒散らし(こまちらし) ※とびぐち:長い柄の先に鳶のくちばしのような鉄製の鋭い鉤を付けた道具。梯子を支えるために使用。 |